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2011年04月03日

豊旗雲

  とよはたぐも(豊旗雲)は「旗のようになびいている美しい雲。(トヨは美称)」と辞書にある。吹流しが風になびいているような雲で放射状に広がった雲とか、長くのびた雲といわれているが、いろいろな説があるようだ。
  私たちの世代より前、昭和一桁世代より以前の方々にはなじみのある言葉と聞いている。
今日の夕方6時頃に西の空から天頂にかけて広がっていた。
豊旗雲

渡津海乃豊旗雲尓伊理比紗之今夜乃月夜清明己曽
海神の豊旗雲に入日さし今夜の月夜さやけくありこそ
天智天皇

※読み方には他説もあり

豊旗雲
足下に咲いていたオオアラセイトウ。紫花菜、花大根、諸葛菜ともいう。


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Posted by saijikisitara at 23:38│Comments(2)空と水
この記事へのコメント
「豊旗雲」なる言葉が万葉集にあることを初めて知りました。しかも事例つき

の写真までつけて。

私も、日本の古代や日本語の起源や縄文文化に興味があるのですが、文学

には暗く、万葉集の和歌はごく有名なものしか知りません。

この言葉を知って、古代の人々の美意識や感受性の素晴らしさに改めて感

じ入っています。

勉強になりました。ありがとうございました。
Posted by kamikagano at 2011年04月04日 11:37
kamikagano さんへ
コメントありがとうございます。
なまかじりの中身ですがよろしくお願いします。
Posted by saijikisitara at 2011年04月04日 19:06
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    コメント(2)