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 › 歳時記したら › 2010年11月

  

2010年11月30日

伊良湖岬へ

  海が見たくなって伊良湖岬へ出かけてみたといいたいが、所用ついでに渥美半島の先端まで三十年ぶりに訪れてみた。散策路が整備されていたのに驚いた。土産物店(ここは変わっていない)前の駐車場から古山を一回りして4000歩くらいだった。アップダウンはなし。こんなに歩きやすかったかな・・・。
恋路が浜から日出(ひい)の石門を眺める。


三島由紀夫「潮騒」の舞台といわれる神島。鳥羽市。


伊良湖岬灯台、こんなに簡単にこられたかなと思う。ここが愛知の先っぽ。


トベラの実


コマツヨイグサが咲いていた。海岸の砂浜に多い植物


アゼトウナ 晩秋から初冬に咲く海岸に多い植物


層状チャート、堆積岩の一種。きめこまかで非常に固い。放散虫遺骸や珪質海綿の骨針が深海底に堆積し固結してできた。層が曲がっているのは大きな力を受けたから。


「恋人の聖地」という名前がついていた。誰もいなかったので鐘を鳴らしてきた。誰かいたらやらない。近くに「願いの叶う鍵」という場所・・・願いというのは恋の成就らしい。

青春時代が夢なんて
後からほのぼの思うもの
青春時代の真ん中は
道に迷っているばかり
    阿久悠
  


Posted by saijikisitara at 22:57Comments(0)四季の景色

2010年11月29日

名倉いわぶせ山歩き

昨日の岩伏山きのこ鍋登山に参加。楽しい一日だった。主催者のコミュニティーの皆さんに感謝する。


やまんば(山姥)の岩穴、今年も山姥は出てこなかった。


八合目あたりの休憩所で恒例のきのこ鍋、地元松沢豆腐店の油揚げ、名倉川産?の目刺し、ソーセージ、漬け物などを食す。写真は「おにぎりコンテスト」の厳正なる審査の様子。梅干しの種とばし競争も行われた。


もうすぐ山頂。笹の中を歩く。熊が出そうな雰囲気・・・皆さんの熊よけの鈴がよく響いたような気がする。


山頂から
(左) 平山明神 三ツ瀬明神 大鈴山 鹿島山 岩古谷山(右)


鞍掛山 宇蓮山
山容は眺める場所でだいぶ違うことがわかる。


奇岩 「笠石」旅の僧がこんな所に・・・円空・・・


炭焼きがまの跡  


Posted by saijikisitara at 22:29Comments(0)催し・行事

2010年11月27日

段戸笹石

  段戸地内の川原や沢などで採集できる。また、段戸を源流とする川でも採取できる。段戸ではよく見かけるが、全国的には珍しい石といってよい。石の中に笹のような模様が入って見えることから、段戸笹石と呼ばれている。笹のように見えるのは紅柱石という鉱物。小さなきらきら反射している所は白雲母。雲母はきららといわれるが、きららの森とあっているように思わせる石だ。採取禁止になっている所があるので注意。


  これは「バンジャール駒ヶ原」の横の川原で拾ったもの。長径5cm、短径4cmの大きさで模様がとてもはっきりしているいい石だ。整った形や模様のものはなかなか見つからないが、寒狭川なら中流域(大輪の辺り)でも採取できる。
  
  紅柱石:堆積岩(砂岩や泥岩など)が熱や圧力を受けて性質が変化(変成岩)したときにできる鉱物で結晶は柱状になる。変質して白雲母になっていることがある。ブラジルやスリランカでは、宝石級の結晶を産する。宝石としてカットされることもあるが、残念ながら日本では宝石級のものは見つかっていない。見つかる可能性〇ではない。  


Posted by saijikisitara at 19:58Comments(3)大地

2010年11月26日

田口冬あかね

  10月半ばから徐々にリバウンドし始めた。BMIはすこし多めの方が長生きできるというデータが出たようだが、運動不足で2kg近く増えてしまった。怠けていたウォーキングのつけが出てきたようだ。 


今日2010/11/26 16:48頃 高橋酒店駐車場から見た西空のあかね雲

手元まで闇の来てゐる冬茜 廣瀬町子
  


Posted by saijikisitara at 22:48Comments(0)四季の景色

2010年11月23日

蔓梅擬と柊

つるうめもどき(蔓梅擬)の葉が落ちると実が割れ、赤色が可愛らしくなる。町中のあちこちで見かけるが、これは商工会裏の鹿島川沿いの道端にある木。



蔓として生れたるつるうめもどき 後藤夜半



冬になると可愛い白い花をつける。葉のとげは痛い。

言い過ぎと柊の花諭しけり


今夜の月、雲や景色が入った方が風情がある。

連山の葬列に見え冬満月  


Posted by saijikisitara at 22:29Comments(0)

2010年11月21日

ほぼ満月

  やっとだ。本当の満月は明日の昼間だが、条件の良い今夜チャレンジ。明日の午後から天気は下り坂のようだ。満月を撮るのは月に一回のチャンス(他の月も同じか)。中秋の名月を逃がしてから、雲に遮られて今日まで撮れる日がなかった。
  天体望遠鏡は明るいうちに準備しておかないと、暗闇での組み立ては失敗のもと。気温の低いときは暖かい部屋から外に出すとレンズが曇ってしまうことがある。

40倍の望遠


約100倍、倍率を上げるとピントが甘くなるのは仕方ない。まあまあうまく撮れたと自己満足。
満月は明るく、クレーターは影がほとんどない。露出が難しい。肉眼で少し長く見ていると目がものすごく疲れる(接眼レンズにフィルターをつけてもだ)。



この月は一昨日の夜(2010/11/19)  


Posted by saijikisitara at 23:45Comments(2)空と水

2010年11月20日

田口晩秋

澄み切った青空、田口の山のへりに沿って歩いた。


福田寺からの眺め、いちょうの黄色と楓の赤が鮮やか。


寺山から中島にぬける。もう八つ手の花が開き始めている。


エンゼル・トランペット(ちょうせん朝顔)の花が沢山咲いていた。
この花の花期は長い、六月頃から見ている。



設楽中学校、正門前の道沿い、花の木の燃えるように紅葉していた。


奥三河総合センターの並木の紅葉も今年は一段と赤いように感じる。

山鬼の荒ぶる兆し照紅葉  


Posted by saijikisitara at 11:50Comments(4)四季の景色

2010年11月17日

文化のみち②

文化のみち撞木館
「コーヒーとケーキ」で休憩をと思い入館したが、あいにく喫茶は都合で休店とか。


ステンドグラスが建物の所々に使われている。碁会所や会議に使っている部屋があった。現役・・・。

透明ガラスにひずみがあるのがレトロ。


プラタナスの並木


名古屋市政資料館(旧・大審院・裁判所)

ここから市役所、県庁に抜けて地下鉄に乗る。いい汗をかいた。
  


Posted by saijikisitara at 22:58Comments(2)

2010年11月17日

文化のみち①

徳川園から市役所まで「レトロさんぽ」としゃれて歩いてみた。

主税町長屋門 武家屋敷の門(再建)


和同開珎から現行の紙幣貨幣まで見学できる。



文化の道二葉館(旧川上貞奴邸)、入館可。



むくの木の大木、名古屋市の保存木  


Posted by saijikisitara at 22:58Comments(0)

2010年11月15日

国宝「初音の調度」

2010/11/13~12/12まで、徳川美術館で名古屋開府400年 徳川美術館・逢左文庫開館75周年記念特別展として国宝「初音の調度」を全点一挙公開される。
昨日(2010/11/14)早速出かけてみた。別名「日暮らしの調度」と別名のとおり素晴らしい調度の数々に見とれてきた。圧倒されていささかの疲れも感じた。日本一豪華な嫁入り道具といわれるだけあって、徳川幕府の権威とがうかがい知れる。

徳川美術館


JR大曽根駅から徳川園の築地塀に沿って黒門に向かう。



徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が造営した隠居所である大曽根屋敷の黒門から入館する。

パンフレットから抜き書き
「初音の調度」とは、寛永16年(1639)9月20日、三代将軍家光の長女千代姫が数え年三歳、今日で言えば満二歳六ケ月で尾張徳川家二代の光友に嫁いだ際に携えてきた蒔絵の婚礼調度の一群を指します。その豪華さは終日見ても見飽きることがないと讃えられて、「日暮しの調度」とも異称されました。平成8年には従来の重要文化財の指定品の57種の外に未指定であった香道具や太刀、長刀、附属の文書などを加えて一括して75種が国宝に指定されました。「初音の調度」とは千代姫婚礼調度の総称の通称であり、このうち47種が『源氏物語』の「初音」の帖に題材をとった蒔絵意匠であるために全体が「初音の調度」と呼ばれてきました。
  


2010年11月13日

豊邦の大楓

先日(2010/11/11)見に出かけた豊邦の大楓、まだ紅葉には早かったが迫力満点。川沿いのには紅葉が見られたのだが、川からかなりあがっているせいか、木の質か。紅葉したときにもう一度来てみるか。大樫も都合で見られなかった。楽しみが残っている。





帰りに大輪でコーヒーでもと・・・お休みの日だった。庭から井戸淵の方向を眺めた一枚。私が子どもの頃、寒狭川漁協はこの辺りも瀬を期間通して占有買いができた。この淵には渡船が置いてあったのを覚えている。  


Posted by saijikisitara at 13:09Comments(2)

2010年11月12日

福田寺の秋

福田寺のいちょうが綺麗に黄葉している頃と、見にでかけた。


山門をくぐる辺りから鮮やかな黄色が目に飛びこんでくる。



桜(つた紅葉も)と楓といちょうが寺の建物とうまく調和し、落ち着いた感じがする。


池のほとりを抜けて田口の街を見下ろす。
ここからも黄葉が目に飛びこんでくる。


銀杏散るああ水島や黄の僧衣  


Posted by saijikisitara at 22:40Comments(2)

2010年11月11日

冬紅葉               ⑪-8

田口の紅葉がどっと進んでいる。ここにきて色も鮮やかさを増してきている。朝夕の冷え込みがきいているらしい。榛の木山を歩いてみた。





らくうしょう(落羽松、(沼杉))、この種としては大きくはないが、榛の木山では目立つ、特に紅葉期にはすぐわかる。メタセコイアによく似ている。



やまうるし(山漆)、真っ赤から橙色、黄色といろいろな色をで山を飾っている。


うりかえで(瓜楓)も黄色くなっている。日が当たっているところはみずみずしく感じる。
他に、はなのき(花の木)、いろは楓、桜などの紅葉も見られた。

冬紅葉にはかに暮れてしまひけり 清崎敏郎  


Posted by saijikisitara at 20:18Comments(0)四季の景色

2010年11月10日

立冬過ぎの竜胆 11-7

  今年は、りんどう(竜胆)がひとまわり小さく見える。なんとなく弱々しい。
  これからかと思っているうちに立冬も過ぎてしまった。




  ぐるっと田口を回っているうちに暗くなってしまった。六時前だというのに。四日目の月が西の空に出ていた。日暮れが早い。


  


Posted by saijikisitara at 22:41Comments(0)

2010年11月07日

実の秋 11-6

夏の花が、秋をむかえ実になっている。実りの秋、花自身の目的は種子をつくることにある。

まゆみ(檀、真弓)の実 花よりも実が愛でられる。


つりばな(吊花)の実 この花はとても地味。
割れた実が花になぞらえてこの名前。



やぶみょうが(藪茗荷)の実 花も実も、花か?。


ちごゆり(稚児百合)の実 花も実も。


たらの実 若芽だけ・・・

  


Posted by saijikisitara at 13:41Comments(0)

2010年11月05日

はきだめぎく 11-5

はきだめぎく、 花言葉は、不屈の精神・豊富
一年中花が見られるという。目立たないが、素朴で可憐だと思う。そして丈夫で長持ち。


この名前がかわいそうだという人もいるが、この名前で得をしていることもあると思う。
  


Posted by saijikisitara at 15:32Comments(0)

2010年11月04日

遠州白熊と高野箒 11-4

  いろいろな方がエンシュウバグマ(遠州白熊)の写真を紹介していた。自生地の紹介もされていた。希少種ということもあり一度見たいと思っていたが、来年になるかなと思っていた。なんと、偶然というより、気付かなかっただけだと思うが、いつもの散策路に多く咲いていた。きっかけはチゴユリ(稚児百合)の実ができている頃だと思いポイントを訪れたときに出会った。いい発見?だった。

遠州白熊と稚児百合の実



遠州白熊自生の様子



近くに咲いているコウヤボウキ(高野箒)の花、遠州白熊の仲間、両方ともかなり広範囲に自生している。
エンシュウハグマへの関心を持たせてもらって、コウヤボウキという花にも出会うことができ楽しみがふえた。  


Posted by saijikisitara at 12:08Comments(3)

2010年11月02日

風のつり橋 11-3

  おととい(2010/10/31)完成式典があったばかりの大井平公園の「風のつり橋」を訪れた。大井平公園に行くのは初めて。古橋懐古館は数回行っているのだが、私の頭の中では優先度が低かった。いろいろな情報は入っていたが、紅葉が綺麗な所らしいという意識しかなかったからだ。
  「行って、とても良かった!」というのが正直な感想。つり橋からの上流と下流の景色が素晴らしい。つり橋のおかげで、国道の向かい側にある素敵な散策路に行きやすくなっている。片道1Km余のコースは手軽で季節感がある。大井平公園は奥が深い、春夏秋冬いろいろな楽しみがある公園だと感じた。


つり橋の駐車場側(右岸)

橋の中程から上流

橋の中程から下流

つり橋の左岸側 つり橋の揺れが微妙だった。


名倉川沿いの散策路




大井平公園高台からの眺め




名倉川沿い散策路でみた歌碑から
かんのんのあれたまいけるかひのみち
                ゆけばさやけしとおつせのおと せいふう  


Posted by saijikisitara at 21:40Comments(4)四季の景色

2010年11月02日

つわぶき(石蕗) 11-2

  石蕗の鮮やかな黄色と照りのある緑の葉が目立っている。庭の片隅や、石垣の縁などに植えられていることが多い。庭の主役ではないがいい脇役だと思う。




言い訳は一言もせず石蕗の花


十一月(霜月)の空
11/03 文化の日
11/06 新月
11/07 立冬:二十四節気 冬の始め
11/14 上弦11/18 獅子座流星群極大
11/22 満月 小雪:二十四節気 わずかながら雪が降り始める
11/23 勤労感謝の日
11/29 下弦
12/02 水星が東方最大離角(夕方の空)
12/04 金星が最大光度 

  プレヤデス星団:すばる 一升星 六連星 羽子板星 鈴なり星 と呼ばれて親しまれている星団がよく観察できる季節。肉眼でいくつ数えられるか挑戦してみるのもよい(7個見えたら凄い)。双眼鏡や望遠鏡なら・・・楽しいです。  


Posted by saijikisitara at 12:59Comments(0)

2010年11月01日

蔦紅葉 11-1

  田口のいろいろな所でツタ紅葉が観賞できる。夏は涼しげな緑だったが、今はすっかり暖色系に変わっている。



ツタでなじみの太平建設事務所、すっかり秋に染まっている。


鹿島川にかかる橋




スポーツ広場(旧田口小学校)裏の柳にはっているツタもいい色になっている。

蔦紅葉けなげに登りつめにけり 阿波野青畝  


Posted by saijikisitara at 21:42Comments(2)四季の景色