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 › 歳時記したら › 2013年06月

  

2013年06月30日

静巌堂の山法師

  盛りはとうに過ぎたはずの山法師の花が咲いている。同じ広場に植えられている花水木はとうに花は消え、万緑に溶け込んでしまっている。


  


Posted by saijikisitara at 22:01Comments(0)四季の景色

2013年06月30日

ねじばな

  捩花が静巌堂医院の芝生に咲いていた。稲目の隧道を越えると気候が違う。




捩花のもののはづみのねぢれかな    宮津昭彦
  


Posted by saijikisitara at 14:50Comments(0)四季の景色

2013年06月29日

はんげしょう

  田口で「半夏生」の花がもうすぐ咲きそうになっている。所によっては開いているかもしれない。半夏生とは雑節の一つで、夏至から11日目、太陽暦では7月2日頃をさす。この花(半夏)が生える頃という意味でつけられた名だという。植物の方が「半夏生」の本家になってしまった。「半化粧」「片白草」という人がいるが納得させられるところが多い。





雨滴る愈々妖し半夏生  


Posted by saijikisitara at 18:55Comments(0)四季の景色

2013年06月28日

なつつばき

  近くのお宅から声がかかった。「夏椿の花が咲き始めたで、写真を撮りにおいでん」。ありがたいことだ。「一日花だで午前中に来にゃいい花は撮れんに」ときめ細かい気配りもいただいた。朝寝坊だということも知られている。
  ナツツバキはツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。別名はシャラノキ(娑羅樹)。仏教の聖樹、娑羅双樹(さらそうじゅ)に似ていることからなぞらえてこの名がついたそうだ。山地に自生するというが自生は見たことがない。







地に落ちて沙羅はいよいよ白き花 山口草堂
  


Posted by saijikisitara at 21:55Comments(0)四季の景色

2013年06月25日

じゃのめ

  雨が降ってきたからというわけでもなかろうが、蛇の目が舞っていた。すぐにどこかに止まるので私でも写せる。「うらなみじゃのめ」と「ひめじょおん」とのツーショット。



  


Posted by saijikisitara at 20:15Comments(2)

2013年06月24日

宝石箱

  宝石箱・・・大げさじゃないかという御仁もいるかもしれない。ありふれた言い方だという御仁もいるかもしれない。しかし、自分の頭に浮かんだのはこれ。これからどんな宝石箱が見つかるか楽しみに歩いてみようと思う。今年最初のパチリだ。あっ、こあじさいを撮ったっけ。






あぢさゐや軽くすませる昼の蕎麦    石川桂郎


  


Posted by saijikisitara at 23:29Comments(0)四季の景色

2013年06月23日

しもつけそう

  しもつけそう(下野草)があちこちの庭で見られる。数年前よりも見られる所が増えているように思う。




  


Posted by saijikisitara at 22:37Comments(0)

2013年06月22日

ほたるぶくろ

  梅雨の晴れ間、懸案の草刈りに出かける。花を付け始めた「ほたるぶくろ」があちこちにみられた。多いところはまたの日にしておいた。まっ、早いか遅いかの違いだけだが、少しだけ気を使ったということか。大丈夫、毎年同じことを繰り返している、来年もきっと咲く。
  妻が何本か手折って、食卓に壜挿しをした。「乙女心があるようだから乙女のように接しなくてはいかんかな」と茶々を入れたら、「義務心ならウザイだけね」と逆襲された・・・むべなるかな。







野良帰り蛍袋のぶらりぶらり  


Posted by saijikisitara at 23:36Comments(0)四季の景色

2013年06月20日

ききょうがさいた

  桔梗が咲いた。秋の季語であり、秋の七草だがこれは謎、梅雨の頃毎年咲くのではないか。夏よりも秋の気分が似合うということだろう。7月は秋・・・ふうんだね。子どもの頃、桔梗の風船状のつぼみをポンポン鳴らして歩き回り叱られたことを思い出す。快感だったがなあ。もちろん大目玉。





桔梗の蕾をぽんと鳴らしけり 阿部みどり女
  


Posted by saijikisitara at 09:54Comments(2)

2013年06月19日

若うめと草掻き

  福田寺の山門の手前にある梅に実がたくさんついていた。


  近くのお宅の軒下に「草掻」が掛けてある。これも日本の原風景と思う。「草削り」という所もあり、最初「それって何」と耳を疑ったが、農具は同じ物にいろいろな呼び名がある



青梅の臀(しり)うつくしくそろひけり   室生犀星

  


Posted by saijikisitara at 17:47Comments(0)

2013年06月18日

をとしぶみ

  「落し文」という名は情緒的。
  葉の中には卵が一つだけ入っており、葉は孵化した幼虫のえさになるという。これは実に合理的。





解きがたくして地に返し落し文   井沢正江
  


Posted by saijikisitara at 21:37Comments(0)

2013年06月17日

ささゆり保護地

  奥三河総合センターのささゆりがさいた。日:時:分:秒でいえば、しばらくは花が楽しめそうだ。一週間がものすごく短く感じるこの頃、つかの間の楽しみになるかもしれない。それもいい。





  経験的に、子どもの頃からささゆりの花は一つ、希に二つ三つついているのもあったが、「化けたささゆり」と思っていた。物の本によれば、球根が大きくなれば複数の花がつくというのだが・・・。


絵に写し独り占めする百合の花  


Posted by saijikisitara at 14:17Comments(2)四季の景色

2013年06月14日

ザクロの花

  ザクロの花が盛り。この花が全部実になれば・・・そんなこたあないよね。10個つけば御の字だ。


4月22日の若芽




鬼子母神石榴の花を数えおり
  


Posted by saijikisitara at 16:13Comments(0)四季の景色

2013年06月13日

キウィの実

  花が消え、雌花の元がふくらみ若い実ができている。いくつ収穫できるまで育つか楽しみである。味は・・・欲は出すまい。ほったらかしなのだから。グリーン・カーテンになっているだけで謝謝だ。


  


Posted by saijikisitara at 19:46Comments(0)

2013年06月13日

福田寺の森青蛙

  福田寺の池にモリアオガエルの卵塊が二個ある。ここで産卵しているとは今まで気がつかなかった。まだほやほやのようだ(粘りけはすごくある)。断然多いイボガエル(ばばがえる)と共存しているようだ。



シャクナゲの木に産卵している。  


Posted by saijikisitara at 14:47Comments(0)

2013年06月12日

こまつなぎ

  駒繫ぎ(こまつなぎ)が咲き始めた。「こまつなぎ」という名は茎や根が丈夫で馬を繋いでも抜けないからだという。田口も昔は馬方で栄えた街だ。わが家も馬を飼っていたと聞く。「こまつなぎ」という語感も花の姿にも心引かれるところがある。




こまつなぎ馬方騒動博打汁  


Posted by saijikisitara at 22:27Comments(0)

2013年06月11日

シオヤトンボ

  シオヤトンボを見た。トンボの中では、一番に姿を見せるといわれている。見られる期間は4月~7月と短い。シオカラトンボに似ているが,体長は約4センチメートル。少し小さく、ずんぐりしている。雄は青く白粉におおわれており、雌は黄色。シオカラは平地にもたくさんいるが、シオヤトンボは丘陵地や低山地などにいる。あまり長くは飛び回らず、すぐに地面などにべたっと止ったりする。自分によく似ていると思う。





とんぼ生る我が故郷は水甘(うま)し  


Posted by saijikisitara at 12:50Comments(0)四季の景色

2013年06月11日

遅刻の蝮蛇草

  やはり異形の草だ。見慣れていても、そこに目がゆく。
   この蝮蛇草は遅刻してきたのに偉そうにしている。内心はおとおどしているのかもしれないのだが。もう若い実を付けているのが多い時季になっているのだ。



蝮蛇草の若い実




長き首ゆらりゆらりと蝮蛇草  


Posted by saijikisitara at 08:44Comments(0)

2013年06月10日

クリスマス・ローズ

  田口ヘリポートの東側に植えられていたクリスマス・ローズ。昨年、雑草に被われてしまい姿が見えなかったので絶えてしまったかと気にしていた。たくましいものだ。30本近くが残っていた。数cmの芽を見たときは感動的であった。
  気持ちのどこかに誰かが面倒見てやらないと・・・という退けた気持ちがあった。今日は周りの草を抜いてやった。気まぐれかもしれないが、誰かが自分であっていいじゃないと思った。


  


Posted by saijikisitara at 22:39Comments(2)くらし

2013年06月09日

ユッカ咲く

  ユッカの花が咲いている。夏ぷんぷん・・・今は見る影もない石原慎太郎の小説「太陽の季節」の鮮烈さが頭をよぎる。
  私が小学生の時映画化され「子どもは観てはいけない映画」と先生方から話され初めて知った・・・寝た子を起こすなというが、あの注意がなかったら、隠れて観にいった子どもの数はうんと少なかっただろう。







太陽の季節眩しすぎたなユッカ咲く  


Posted by saijikisitara at 12:49Comments(2)